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2013-05-09(Thu)

デリバティブ倒産急増 円高で差損 銀行を調査~その1

金融庁が実態調査
 表題は平成22年12月12日付け朝日新聞朝刊一面に載った記事見出しである。記事は、「銀行から薦められて為替相場変動リスクを回避するための金融商品゛デリバティブ゛を契約した中小企業が、2008年10月のリーマンショック後の急激な円高で、その取引によりかえって大きな損失が生じ、倒産に至ったケースが相次でいる」と言うもの。 記事は、「融資とセットで購入させられた、など銀行に対する企業側の不満が強く、全国銀行協会への苦情・相談件数も増加。金融庁も深刻な事態として実態調査に乗り出した」と続いている。

▼デリバティブ倒産 急増 円高で差損 金融庁、銀行を調査(朝日新聞/2010年12月12日付朝刊)
為替変動によるリスクを避けるための金融商品「デリバティブ」を銀行から購入した中小企業が、急激な円高でかえってその取引による損失が生じ、倒産に至ったケースが相次いでいる。「融資とセットで購入させられた」など、銀行に対する企業側の不満は強く、全国銀行協会への苦情・相談件数も増加した。金融庁は深刻な事態として実態調査に乗り出した。 >>記事本文へ

長期フラット予約
 記事でいう「デリバティブ」と言うのは、我々銀行の為替ディーラー出身の仲間内では「長期フラット予約」と称している外国為替先物予約取引である。

この取引を簡単に説明すると、契約した企業は、銀行から一定の外貨額(例えば、50万ドル、100万ドルとか50万豪ドル、100万豪ドルなど)を、契約した外国為替相場(例えば1ドル=100円とか1豪ドル=80円など)で、長期間(3年間、5年間、7年間など)毎月一回買う(つまり輸入予約)事ができる外国為替の先物予約取引である。仕組みは通貨オプションの売りと買いを組み合わせた取引にしているため一般的にはデリバティブ(金融派生商品)と呼ばれる金融商品の一つとして分類されている。

毎月外貨を購入する時の相場が同じ相場なので、この種の長期為替予約が顧客市場に出てきた当時(1980年代後半)の為替ディーラー仲間はこの種の為替予約を「長期フラット予約あるいは単にフラット予約」と呼んでいた。後でそのからくりを詳しく説明するが、不思議な事にこの長期フラット予約は輸入予約(企業の買い予約、銀行の売り予約)のみで、輸出予約は無いのである。

長期フラット予約からデリバティブへの変遷
 外国為替予約は、外貨交換実行日が1年以内の短期予約が一般的である。しかし、1982年頃から続くドル高レンジの時代に、長期間ドル高傾向が続くと輸入コストが上昇し続けることになる事を懸念した一部の石油会社や輸入商社から1年を超える輸入予約の要望があり、その時以降1年を超える長期輸入予約の締結が増加してきた。長期輸入予約は予約の実行日が違うと予約相場もその期間の金利差だけ違う相場になる外国為替市場実勢に則した為替相場を適用していた。

その後、銀行の決算基準が原価主義から時価主義に変更になった事から、外国為替の先物市場相場実勢を反映しない、予約期間中は予約の実行日に関係なく同じ相場を適用する「長期同一相場先物予約(長期フラット予約)」が誕生した。筆者は「新聞記事のデリバティブの原型が、この長期フラット予約にある」と判断している。

「長期フラット予約」は、その後。金融のビッグバン(金融の自由化)の進捗と共に生まれてきた数多くの「デリバティブ(金融派生商品)」の一つとして、「クーポンスワップ」と言う名称に変更して2000年200年頃に再登場した。

その後「クーポンスワップ」は「シンセティクフォーワード」あるいは「シンセティク輸入予約」と言う名称に変更して再々登場し、2008年10月のリーマンショック後の急激な円高になるまで、外国銀行やメガバンクを中心として多数の銀行が積極的にこの金融商品を顧客に売ってきた。

多くの問題を孕むこのデリバティブ取引
 この取引は、当初は輸入商社からの要請から生まれた取引だったが、その後デリバティブ商品として「クーポンスワップ」と言う商品名で、さらにその後は「シンセティク輸入予約」などの商品名で、銀行の収益獲得の一つの商品として、積極的に企業に売り込む商品になってきた。外国為替取引をするよりもデリバティブ取引とした方が銀行の収益幅が大きく設定できるからである。このからくりについても後ほど説明しよう。

貿易業者は、一般的に言って外国為替は銀行の専門的な業務分野と理解しているため余り知識が無い。従い、銀行が薦める取引だからと言う簡単な理由だけで、この金融商品のリスクを理解しないまま契約をしたものと思われる。筆者が各地で「貿易実務セミナー」を開催した時に、この取引に関する質問・相談を受ける事が多々あったが、質問者は全員この商品に対するリスク認識について理解してなかった事実から、この取引をした企業の大多数がリスク認識がないまま契約したものと思っても大きな間違いではあるまい。

この取引が大きな社会的な問題となっている事が今回朝日新聞が一面で採り上げた理由であろう。

FX業界に実需取引を取扱う絶好の機会到来
 筆者は、リーマンショック後に当コラム(2009年3月11日付け)で、大手ファミリーレストランチェーンのサイゼリアがしたこの取引契約を153億円と巨額の解約手数料を払って解約した事を含めて、この金融商品の危険性を指摘した。筆者が、FX業界の経営者に対し、度々「FX市場の安定的な成長に向けて、FX取引を実需取引の有効活用を貿易業者に啓蒙する事」を提案している。 
 筆者は、銀行在勤中から長期輸入予約について顧客から相談を受け、長期輸入予約のリスクについて説明した経験を基に、日本各地で開催される「貿易実務セミナー」でこの種のデリバティブ為替予約のリスクを啓蒙している。

筆者がFX業界にFX取引の貿易取引の相場変動ヘッジへの有効活用提案をしているのは、外国為替取引の専門家であるべき銀行が自行の利益優先の営業姿勢を続けている現状から、FX業界が貿易取引に参入する余地が高いと考えるからである。大手新聞に「問題取引」として取り上げられた現在、FX業界には絶好の機会であろう。何故なら、FX取引は、銀行の商品よりもはるかに少ないリスクで為替相場変動リスク回避が可能だからである。

FX会社が貿易取引に参入するためには、競争相手(銀行)の外国為替取引の取組み姿勢の変化を勉強し、FX取引の簡便さ・優位さ・活用方法を貿易業者に啓蒙することは必須のことである。

そのために今回の朝日新聞の記事はかなり詳しく銀行業界の問題点を指摘しているので大いに参考になろう。しかし、この問題は専門的すぎる事と紙面の都合で、多分、為替ディーラー経験者以外の人には記事内容を100%理解する事は難しいに違いない。

 筆者は当コラムで数回に亘り、この記事で採り上げている数々の問題点を出来るだけ易しく詳しく解説する。この解説が、FX業界の方、貿易業者の方、そして内蔵するリスクについて何も知らないままこの商品を売らされている銀行の外為担当者など出来るだけ多くの人に、外国為替取引について正しく理解するため一助となれば幸いである。
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2010-05-30(Sun)

セックスレス






ため息が出ちゃう。
ベッドに入ってから数分もしないうちに横でガーガー寝ちゃうんだもの、うちの夫。

こっちが誘ったってこんな感じ。

あ~、今夜もダメなのか・・・。

こんな状態で、次の排卵日前のセックスは可能なんだろうか?
不安だな。
そうじゃなくたって肝心なときには出来ないんだから。

こういう不満、本人には言えないよね。
言ったら傷つくと思うから余計に言えない。

オイ、ろみ男しっかりしてくれ!
ここで言ってみた。
2010-05-23(Sun)

完全無料出会い






エッチな出会い系と言えば何といっても人妻さん。
人妻さんは、女としての悦びを求めて出会い系やるです。だから色んな人と交わりたい願望を持った人も多い。

デリヘルより充実したむっちり濃いめのエッチがタダです。

人妻さんは割と時間の融通も利くし、アポも取り易いので、つまみ食いにはうってつけです。
「家庭の事には介入しない」これだけはボクが人妻さんに会う時の鉄の掟なんだな。
テクあり。時間あり。後腐れ無し。人妻さん、大好きです。 。.:*・゜(n・e・)η゚・*:.。.ミ ☆


最近じゃセフレ(セックスフレンド)がいる女の子なんて結構普通なんだな。
メル友=メールの友達。セフレ=セックスする友達。
女のコのほうがセフレに対して積極的な考え方してます。これもご時世。

「ヤリたい」という素朴な欲求に勝てる立派な方には無縁の世界ですが、ネットではヤリたい男とエッチしたい女のコミュニティが流行ってます。これって、健全な欲求ですよね?

セフレと恋愛関係は望めないけど、別にいいんです。虚しくないですよ。 (・ё・)
2010-05-11(Tue)

金持ち兄さんへの道 ネット内職/株式投資





家電量販店のアルバイトを辞めてネットで稼ぐことに集中し始めたのが、2002年の春。

それから、ネットで稼ぎながら順調に進んでいると思っていた時、父の借金が発覚。

2003年の春に父と母が離婚…。その後、父は自己破産しました。そしてこの頃、兄さん自身も失恋により大切な人を失いました。


2004年には個人事業主(自営業)から法人への組織変更し、2005年に株式会社の経営者として現在に至っています。



日記を書いてきた今までは、決して楽しい事ばかりの数年間じゃなかったけれど、素敵な方々との出会いや、起業するといった事など、素晴らしい経験もたくさんできました。

これからの自分の人生がどんなものになるのか全く分かりませんが、金持ち兄さんの日記として自分の人生を綴っていこうと思っています。



今では、昔の借金があった頃の自分からは、考えられないようなお金を手にすることができた兄さんですが、この金持ち兄さんの日記を読めば、兄さんがその辺にいるような至って普通の人であることは分かって頂ける思います。



つまり、特別な能力がなくても、お金持ちにはなれるのです。



次はあなたが金持ちになる番です。

金持ち兄さんの日記から、普通の人が金持ちになるための考え方や方法を学び、お金持ちになって下さい。そして、お金という道具を上手く使い、あなたの人生、また、あなたの大切な人達を幸せにしてあげて下さい(*^^*)。
2010-05-06(Thu)





三紗のBLOG

金儲け
傾向にあることを常に確認しましょう
物販のアフィリエイトにはA8ネット、電脳卸、楽天などのASPがあって、使いやすいところを使えば売れやすいこともあります。
なにか有効な情報を提供できるブログには、Adsense広告を貼りっぱなしにして継続的にコミッションを稼ぐのが面白い方法でしょう。
たいていの場合、すでに稼いでいるアフィリエイターの多くは、量産の手数を効率化させるために何かしらのツールを使っています。
ウェブサイトでアフィリエイトする場合と対照すると、メールマガジンでのアフェリエイトにはブランディングを構築することがひとつのポイントになってきます。
PCサイトと対照すると携帯サイトはクチコミがされやすいので、好評のアフィリエイトサイトを目指すなら、いかにしてクチコミをひろげるかを研究する必要があります。
2010年05月04日 06:02

サイトよりも、訪問者にわかりやすいサイトを目指していきましょう
PPCアフィリエイトの場合も、トレンドに乗った商品を扱うのが一番売れますので、常にマーケットの動向を見るとよいですね。
せっかくのアクセスを逃さないためにも、見栄えのよいサイトよりも、訪問者にわかりやすいサイトを目指していきましょう。
資料請求や会員登録などは好評のアフィリ商品ですが、1件あたりの単価が比較的安いため、数を稼ぐ必要があるでしょう。
モバイルはコミュニケーションツールですので、情報交換の場やコンテンツを提供することで人気サイトになることも可能でしょう。
検索エンジンに好かれて訪問者アップを図るにも、いろいろな秘訣が必要なので難儀です。
なにか有益な情報を提供できるホームページには、Adsense広告を貼りっぱなしにして継続的にコミッションを稼ぐのが楽しいやり方でしょう。
検索エンジン最適化と比較すると検索連動型広告のほうがすぐに成果が出やすいというのは、マーケティングする上で非常に必須です。
2010年05月03日 04:36

アップデートを心がけましょう
何といっても多額な物品は情報だけ調べてショッピングされずに、店頭で買われる傾向が強いので、ケータイではアフィリエイトしにくいでしょう。
ケータイ版アドセンスも広告数が増え、文章に合った広告が出やすくなりましたので、高クリック率が狙えます。
アフィリエイト広告は、変更や終了がないかの見直しと更新を定期的にして、アクセスがあるのにコミッションが発生しない事態は回避するようにしましょう。
出会い系やアダルト系を裏でやっている悪徳まがいの悪徳広告代理店が非常に多いのは携帯アフィリエイトの悩みどころです。
購読者の電子メールアドレスが捨てアドレスではいくら購読者数が多くてもメリットがないので、読者増大をするときにはできるだけプライベートなメール・アドレスを取得できるように考慮しましょう。
インターネットビジネス系の情報商材は以前よりは売れにくくなりましたが、強い需要は日頃からあるので安定して稼ぎやすいアフェリエートです。
2010年05月01日 15:04

告文を生産する努力をしましょう
PPCに出稿する広告文のテキストはほかの広告と差別化を図って、できれば成約しやすいクリックを誘導するように熟慮しましょう。
それから、サイトをすっきり見やすくして、見やすいホームページにしないと客は逃げ、アフィリエイターにとって相当に致命的ですね。
リスティング広告はあくまで収益をあげることがターゲットであって、早く売れ高を上げることが目標ではないので、焦らずに遂次すすめていきましょう。
商品が明確な分、物販の方が情報教材よりも売りやすいわけですから、初心者の方は物販でのPPCから始めるとよいです。
競合カテゴリであるほどクリック単価は高くなる傾向にありますが、おいしい単語を見つけることでクリック単価は抑えられます。
医薬品や健康食品のアフィリは、薬事法の関係もあって圧倒的なくらい審査が厳しいですので、さほどおすすめしません。
根本的に時間がそんなにない方はサーチエンジン最適化での集客は難解ですので、PPCを使うべきです。
最初はある程度不利益を覚悟する必要がありますが、短期で効き目が出やすいです。
2010年04月23日 02:19

驚異的なくらい審査が厳しいですので、そんなにお勧めしません
いろいろな商品を取り扱えば、どの商品が売れてどの商品が売れないのかが分かりますし、ライバルがいない商材をこっそり売って稼ぐこともできます。
検索ネットワークでの広告掲載は、コンテンツマッチと比較すると広告掲載単価が高くて誘導数も少ないですが、濃い見込み客を誘導できるという最大の特長があります。
医薬品や健康食品のアフリエイトは、薬事法の関係もあって驚異的なくらい審査が厳しいですので、それほどお勧めしません。
忘れがちですが、その商材を買ったらどんな特長があるのかを売る側の着眼点ではなく購入者側の見解で示すべきです。
パソコンサイトと比較するとモバイルサイトはクチコミがされやすいので、評判のアフィリエイトサイトを目指すなら、いかにしてクチコミをひろげるかを考慮する必要があります。

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