2009-07-30(Thu)
会社の金貢いだ女に実刑=出会い系交際相手に1億円余-名古屋地裁 (時事通信社 - 07月25日 13:01)
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出会い系サイトで知り合った面識のない交際相手に送金するため、勤務先名義の口座から多額の現金を盗み出したとして、窃盗罪に問われた元会社員塚田幸子被告(30)の判決公判が25日、名古屋地裁であった。芦沢政治裁判官は「従属的な立場にあったとはいえ、執行猶予が相当とは言えない悪質な犯行」として懲役3年(求刑懲役5年)を言い渡した。
共犯として同罪で起訴された交際相手の無職男(32)は拘置中だった5月、愛知県警港署の留置場で病死。同地裁は公訴棄却を決定している。
芦沢裁判官は判決理由で「男は経歴や容姿をうそで塗り固めるなどして、言葉巧みに金を無心していた」と指摘したが、「被告自身も帳簿を操作するなど隠ぺい工作を行っており、招いた結果は重大」と述べた。
同裁判官は判決言い渡し後、「同情できる点もあるが、大きな罪を犯してもよいという理由にはならない。社会復帰したら平穏な生活を送ってほしい」と説諭した。
判決によると、塚田被告は男と共謀。2006年1月から昨年4月にかけ、経理担当として勤務していた名古屋市の港湾運送会社名義のキャッシュカードを使い、銀行口座から46回にわたり計約3300万円を引き出して盗んだ。
2人は01年末に携帯電話の出会い系サイトで知り合い、電話とメールだけで交際。塚田被告は親の病気などを理由に男から金を無心され、口座から計1億5000万円を引き出し、送金したとされる。
一度も会ったことない人への恋心。まさに、典型的な「ウェブ恋愛」=「ネット恋愛」。
拙著の「ウェブ恋愛」でも、会う前に恋心を抱く人たちが登場します。マイミクさんにもそうした人がいますね。そのため、会う前に誰かを好きになってしまうのは、普通とは言わないまでも、選択肢として十分ありえる状況になってきています。
次号の「月刊宝島」にも、そんな話を書いています。
ウェブはきっかけ。出会う前に好きになるか、出会ってから好きになるか。そうした時代にすでに突入しています。mixiを出会い系のように使っている人もいるようですし、ネット上の出会いは、いたるところにあります。
なかには、一度も会わないで付き合い、別れてしまう「ネトカレ・ネトカノ」も存在します。最初、なんで会わないのか、会わないのに好きになるのか、がまったくわかりませんでした。2次元でもなく、3次元でもない、2.5次元な状態なんだろうとは思います。話を聞いていくうちに、なんとなく理解はできましたが、私は好きになったら、少なくとも一度は会いたくなってしまいますね。
そういえば、「これ以上、メールばかりしていると好きになっちゃうから、会いませんか?」と言われたことがあります。彼女にとっては、メールのつながりのほうが心理的なウェイトが大きかった、ということが言えるのでしょう(つか、好きにならないように、会う、ってことは、私の魅力っていったい・・・・)。
そうした恋心があるとわかったとして、この記事にあるように、一億円も貢ぐのでしょうか?そこまで会ったことのない人に送金できるとは、なにかの「壁」を超えている、って思います。 拙著にも、会ったことのない人にお金を貸す人の例が出てきます。ただ、そのケースでは、実際に課す場面では会っています。
恋のために、何かができるのは、ある意味、うらやましいとは思います。そこまでできるエネルギーはなんなのでしょうか。ただ、犯罪になってしまっては、恋が成就しないんじゃないか。この女性は、この「恋愛」をいま、どのように考えているのでしょうか。聞いてみたいものです。

出会い系サイトで知り合った面識のない交際相手に送金するため、勤務先名義の口座から多額の現金を盗み出したとして、窃盗罪に問われた元会社員塚田幸子被告(30)の判決公判が25日、名古屋地裁であった。芦沢政治裁判官は「従属的な立場にあったとはいえ、執行猶予が相当とは言えない悪質な犯行」として懲役3年(求刑懲役5年)を言い渡した。
共犯として同罪で起訴された交際相手の無職男(32)は拘置中だった5月、愛知県警港署の留置場で病死。同地裁は公訴棄却を決定している。
芦沢裁判官は判決理由で「男は経歴や容姿をうそで塗り固めるなどして、言葉巧みに金を無心していた」と指摘したが、「被告自身も帳簿を操作するなど隠ぺい工作を行っており、招いた結果は重大」と述べた。
同裁判官は判決言い渡し後、「同情できる点もあるが、大きな罪を犯してもよいという理由にはならない。社会復帰したら平穏な生活を送ってほしい」と説諭した。
判決によると、塚田被告は男と共謀。2006年1月から昨年4月にかけ、経理担当として勤務していた名古屋市の港湾運送会社名義のキャッシュカードを使い、銀行口座から46回にわたり計約3300万円を引き出して盗んだ。
2人は01年末に携帯電話の出会い系サイトで知り合い、電話とメールだけで交際。塚田被告は親の病気などを理由に男から金を無心され、口座から計1億5000万円を引き出し、送金したとされる。
一度も会ったことない人への恋心。まさに、典型的な「ウェブ恋愛」=「ネット恋愛」。
拙著の「ウェブ恋愛」でも、会う前に恋心を抱く人たちが登場します。マイミクさんにもそうした人がいますね。そのため、会う前に誰かを好きになってしまうのは、普通とは言わないまでも、選択肢として十分ありえる状況になってきています。
次号の「月刊宝島」にも、そんな話を書いています。
ウェブはきっかけ。出会う前に好きになるか、出会ってから好きになるか。そうした時代にすでに突入しています。mixiを出会い系のように使っている人もいるようですし、ネット上の出会いは、いたるところにあります。
なかには、一度も会わないで付き合い、別れてしまう「ネトカレ・ネトカノ」も存在します。最初、なんで会わないのか、会わないのに好きになるのか、がまったくわかりませんでした。2次元でもなく、3次元でもない、2.5次元な状態なんだろうとは思います。話を聞いていくうちに、なんとなく理解はできましたが、私は好きになったら、少なくとも一度は会いたくなってしまいますね。
そういえば、「これ以上、メールばかりしていると好きになっちゃうから、会いませんか?」と言われたことがあります。彼女にとっては、メールのつながりのほうが心理的なウェイトが大きかった、ということが言えるのでしょう(つか、好きにならないように、会う、ってことは、私の魅力っていったい・・・・)。
そうした恋心があるとわかったとして、この記事にあるように、一億円も貢ぐのでしょうか?そこまで会ったことのない人に送金できるとは、なにかの「壁」を超えている、って思います。 拙著にも、会ったことのない人にお金を貸す人の例が出てきます。ただ、そのケースでは、実際に課す場面では会っています。
恋のために、何かができるのは、ある意味、うらやましいとは思います。そこまでできるエネルギーはなんなのでしょうか。ただ、犯罪になってしまっては、恋が成就しないんじゃないか。この女性は、この「恋愛」をいま、どのように考えているのでしょうか。聞いてみたいものです。
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